私リタイア―なので自宅警備の時間が長いのですが、それでも外出している時はある。ちょっと買い物に、と出かけて帰ってみるとポストに不在連絡票が入っているととてもがっかり。当日再配達で早い時間を指定することもできますが、そうすると2時間程度家にいなければならないし、気をつけないと屋上へ洗濯物を干しにいっていたり、別室やベランダでインターホンをうっかり聞き逃したりということがあるので、いつもインターホンが聞こえる範囲になるべくいようと思うと犬が紐に繋がれているような不自由な感覚を味わいます。
株主優待やふるさと納税、通販をよく利用する方共通の悩みだと思います。
もちろん、家族も帰って来ている夜に再配達を集中して指定してしまうという手もあります。現役時代ならそれ一択でしたが、今は日中だって受け取れるから、憶えておかなくちゃならない用事をなるべく早く済まそうという気持ちからついつい早い時間を指定してしまうのですね。
書いていて何のことはない自分で自分を縛っているだけかな。
夜に再配達が集中して運転手さんがかわいそうという言い訳も用意しましたが、むしろさばけるのなら集中している方がいいのかもしれないし。
アマゾンなどでは近所のコンビニを受取場所に指定してしまうことが多いですが、株主優待はそれができません。だから優待品の記事を書くために到着時刻を記録している、という体でヤマト、佐川、ゆうちょの配達が我が家に大体何時ごろにくるか継続記録しているというのが真意です。記録している割に忘れちゃっていますが。
先日もすっかり顔見知りになったヤマトの配達のお兄さんのリヤカー付き自転車がうちのブロックの四軒手前に止めてあったので、「すわ、配達かも」と思いまして買い物に出かける予定だったのを急遽引き返して玄関付近にお兄さんに見えないようにうろついていたら自宅の前を通り過ぎていった。ちゃんちゃん。
かと思うと買い物から帰って来て自宅へあと20メートルというところで、路地の反対側にリヤカー付き自転車が止まっていたので急いで戻ってみた所、うちではなくて隣に荷物だという。
なかなかうまくいきませんね。真剣に宅配ボックスの設置を考えようかしらん。
今日は玄関前の植え込みで木の根っこをほっくりかえしていて、やっと抜けたので、乾かすために屋上へ移動していたら、なにやら階下に気配を感じた。
急いで2階まで戻ってみると姉の玄関ドアの横に折り畳み椅子が置いてあるのですがそこへ荷物が置いてあるじゃないですか。佐川の荷物。急いで１階におりたら玄関ドアがあきっぱなしになっている。ふと脇の郵便ポストを見るとさっきまで何もなかったはずのの私の部屋のポストに何やら紙が。不在連絡票。佐川だ。
慌てて表に駆け出して角を曲がったら佐川の軽自動車。丁度お兄さんが戻ってきたので「これお願いします」と不在連絡票を差し出したら、「ああーこれは丁度良かった」とうれしそう。うれしいのはこっちも一緒ですよ。再配達面倒だし、運転中に携帯に電話かかってくるし、再配達したからって給料が増えるわけでもないしねえ。
お互い笑顔になって、私は荷物を受け取って、ホッとしながら家に戻りました。
ほんと、再配達は面倒だわ。
今日みたいにうまくいくことは滅多にありませんので思わず報告しちゃいました。
