・ポイント付与が0.5%超になる条件
楽天証券で楽天カード積立して0.5%の楽天ポイントを貰っていますので、SBI証券で0.5%を超えるVポイントを貰えるかな、と思ったのですが、三井住友、東京、高島屋、アプラスなどゴールド以上でないと貰えません。ゴールド以上は年会費がかかるし、年会費以上にポイント貰えるならいいんじゃね?という意見もあるでしょうが、ポイント制度はいつ改悪になるかわからない。年会費とポイントを比べてプラスになれば、という考えはあやういと思いました。それに調べてないけど年会費引いてみたら実質0.5%以下だったら意味ないです。
・SBI証券と三井住友銀行でポイ活
私、何の因果か、SBI証券口座も三井住友銀行の口座もとっくに開設済。これが両方新規開設なら大判振る舞いのポイント還元があったようですが*1、どちらも対象外。しょぼーん。ちなみに三井住友銀行オリーブアカウントというのがよくわからなかったのですが、ざっと理解したところ、銀行口座キャッシュカード、デビットカード、クレジットカード三位一体で使えるということだそうで。他にも保険がどうたらとかありましたが調べていません。ただし三か月間出し入れ一切なしだと年間口座管理手数料1,100円かかる。通帳はない。従来の三井住友口座をオリーブアカウントにすると通帳が使えなくなる。アプリでキャッシュカード、デビットカード、クレジットカードを切り替えるのは手動。これ自動で最適な物を選択してくれるシステムだったら少しは意味あったと思うんですけど。
・クレジットカード積立の月額
2024年NISAでは積立投資枠年額上限120万円ですから、毎月積み立てるとすると月10万円です。楽天証券だとクレジットカード積立上限5万円+楽天キャッシュ積立上限5万円の合わせ業で、ポイントが貰える。しかしSBI証券では積立自体はキャッシュとクレジットカードの併用可能になるそうですが、クレカ上限5万円なのでポイントがつくのはそこだけ。現在金融庁が月額10万~30万の範囲でクレジットカード積立を可能にする案を検討中ということですが、結論は出ていないし不透明。SBI証券で始まる11月からの積立予約ではクレジットカード上限は5万円のまま。結論出ていないから当然なのですが、ポイ活的にはちょっとね。
・投信積立ポイントは楽天がしょぼいけど
投信積立ポイントについて、楽天証券は投信残高がはじめて○○万円に達したらポイントあげますよ、と一回こっきりなんですが、SBI証券では投信の信託報酬率によって付与率が異なるものの毎月ポイント付与があります。
しかしながら、2024年NISAでは投信で埋め尽くすのではなく、個別株も買おうと思っておりますので、だったらわざわざ移籍するほどのことでもないかな、と思っております。
・マイページなど取引画面のインターフェース
慣れの問題もありますが、SBI証券の画面はやっぱり目的の場所にいくのに探すし、解説も探すし、ちょっと使いづらいですね。楽天証券に慣れているというのもありますけど。
・結論
ざっと見渡してみただけで、精密に調べたわけではありませんが、わざわざお引越しするまでもないだろうと結論付けました。
人によって状況が違いますから、例えば来年から積立投資枠も成長投資枠も投信で埋めるんだーという人であれば、SBIで、という方はいるでしょうし、NISA口座は年毎に別の金融機関に開くこともできます。購入した投信や株は移動できませんけど口座を移してそこで新規買付することはできます。
ポイ活などのお得度に敏感に反応して行動する層が一定数いないと、証券会社は既存客を舐めてかかるので、競争促進のためにもコストに敏感であることはよいことだと思っています。
参考↓
写真・図版(2枚目)| SBI証券vs楽天証券どっちがいい? 新NISAでもらえるポイント、自動売却機能で比較 | AERA dot. (アエラドット)
*1:今は 【SBI証券クレカ積立 大還元祭】最大10.0%還元キャンペーン!|クレジットカードの三井住友VISAカード で条件要確認です。