かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

海老の殻はしっぽまで剥く 自家製エビ天のすすめ

エビが安かったので買いました。有頭か無頭の解凍品。冷凍のむきエビは買ったことがない。生のむきエビは、刺身用の有頭エビの売れ残りを加工して
いるのか味が落ちている。そんな経験からやっぱり買いません。

エビは21尾、いかは4ハイでこの値段です。一部消費済。

スーパーの会員になるとさらに103分の3の値引きがありますので、エビは386円、イカは342円でした。

背中の頭から数えて2節目か3節目に殻から3ミリ程度内側に楊枝を指して背ワタを抜きます。うまく取れる場合も取れない場合もある。次に足をちぎりながら身を回して殻を剥がす。しっぽ近くの最後の一節を残す。
しっぽの先端を包丁で切ってしごいて水を出す、というのがプロの仕事でしょうが、わたしはやらない。

写真の一番左が最後の一節が残った状態です。この最後の一節を両手の親指で海老の裏側からバキッと割る(写真中。)親指と人差し指でしっぽの先端を交互に軽くひっぱって動いたところですっと抜けます(写真右。)
これで炒め物でも天ぷらでもしっぽまでバキバキせずに食べきることができます。

えび天と極太アスパラ天

エビの殻剥き、天ぷら?なんて聞くとやったことないし面倒そう、としり込みする人は多いかと存じます。美味しい物を安く食べたい、そんな欲求があるけど節約生活を追及している方、是非お試しください。

節約生活実践と家計費の圧縮は、第一に固定費の削減ですが、第二は手間をかけることで安くなることはやってみることだと思います。
言葉を換えると、人件費を人に払わないで自分へ払うということ。総菜を買わずに素材を買って調理する、美容院にいかずに自分で髪を切る、電車に乗らずに自転車で漕いでいく、などです。自転車の例は株主優待の桐谷さんみたいですね。

第一も第二も最初の面倒くさいを乗り越える必要がある。
第二は主に男性で自炊にしり込みをする人、性別に限らず揚げ物に躊躇する人がいらっしゃると思いますが、第一の固定費の削減では、誰でも面倒くさいを乗り越えて来た経験がありますよね。
例えば携帯会社を乗り換えたり、東電などの一般電気事業者から新電力へ契約変更したり、ガスと電力をまとめたりといったこと。
最初の未知なることへの漕ぎ出しという点では第一も第二も一緒です。
調理は何回かやって手順が身に着けば半自動化できるし、自分なりにアレンジして省力化もできます。なにより「美味しくて、安い」です。
先ほどのエビ天ですが、21尾であの値段で、生きが良くてカラッと揚げたてが食べられます。天ぷらを買うとずっと値段が高いし、揚げたてじゃないし、例え揚げたてを買ったとしても袋の中で家に持ち帰って開けるまでにしっとりしてしまいます。
もちろん手間をかける面倒と、美味しい物が食べられるという利点を天秤にかけてどちらに傾くかは、各人各様です。
でも一度やってみたら「案外大した手間でもないな」ということは多いもの。ちょっとやってみようかな、という方が増えたらうれしいです。