かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

メルカリの売りでやらかしがちな失敗

2020年9月に始めたメルカリの“売り”ですが、過去やらかしたこと、やらかしそうになって寸止めしたことなどお話いたします。皆様のご参考になればうれしいです。

紙製品をP袋無しで送る

はじめて売れたものが漫画のノベルティっぽいものなんですが紙製。よくわからないまま封筒にそのまま詰めて送ってしまいました。
こういうのはやっぱりP袋に入れてテープでしっかり留める。万が一のことを考えて防水しておくものだなと思いました。いやヤマト運輸や郵便局が輸送の途中で濡らすとは思いませんが、雨の日にポスト投函して容量の小さいポストだったらはみ出すだろうから、そこが雨ざらしだったらまずい。また、送料安いサイズでぎりぎりの大きさの時、きつきつの封筒に入れなければいけない。そうするとP袋に入れておかないと封筒の封緘のりが中身にくっついてしまう危険もあります。

ゆうパケットプラスの箱を組んでテープで止めずに送る。

外寸7cm厚で2kgまで入るゆうパケットプラスの専用箱。65円ですが、箱代込み440円で送れるので重宝します。この専用箱がくせ者。組み立てて中身を入れて蓋をすると、段ボールもしっかりしていて緩衝材入れなくていいかもっていう、いい感じに仕上がる。そうするとうっかりラベル貼って出しちゃう。組み立てただけだと、当然誰か途中で悪い人がいたら箱を開けて又閉めることができちゃいますね。蓋がしっかり閉まるものだから縁をテープで止めることをつい忘れそうになります。

単体の外寸で送料を計算したら、梱包で一段上の料金になった。

ものの大きさと重量を測って、送料を計算して、すくなくとも赤字にならないような値段設定をする必要があります。自分で切手を貼って送るのであれば、万が一赤字になっても自分で責任をとればよいのですが、売上から送料を自動で引き去る、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便では注意が必要です。
例えば80サイズ、縦+横+高さの合計が80cm以内の場合、送料は800円です。ここでいうサイズは梱包して送ることが出来る状態、包装紙で包んだり段ボール箱に入れてテープをした状態のことなのに、うっかり商品そのものの寸法を測って「80cm、いけるだろう」と思って1,200円の値段をつけて売れたとします。
実際に荷造りしてみたら100サイズになってしまった。
1,200円―メルカリ手数料10%の120円=1,080円
100サイズの送料は1,000円ですから、儲けがたったの80円になってしまった。
儲けが少なくなるのならまだましで、1,100円に値下げしてたら、1,100円―110円=990円で送料1,000円に10円足りない。メルカリに怒られます。
また、100サイズだと思ってたら120サイズだった場合、うっかり郵便局のゆうゆうメルカリ便に設定していた場合、最大100サイズなので非常にまずいことに。本人受取なららくらくメルカリ便に変更できますが、コンビニ・郵便局受取を購入者が選んでいた場合は変更できません。購入者へメッセージを送って本人受取に変更して貰わないといけないらしいです。さすがにそれはやったことがないのでネットを探してみましたが、やってみた例は見つからなかったです。

厚さ3cmの攻防

A4サイズ位までのものの場合、厚さ3cmに収まるかどうかで送料がかなりちがってきます。封筒に入れて3cmをわずかに超える場合、緩衝材を薄い物に取り換えたり、場合によっては緩衝材をとっぱらったりと、なんとか3cm以内に収まるように涙ぐましい努力をする。
郵便局の窓口に1cm、2cm、3cmの枠が測れる定規があります。人によって水平に構えて上から縦に荷物を落としてみる人、荷物を片手で持って、もう一方の手で定規を荷物にすっすっと通るかどうか空中で確認する人、測り方は大体この2通りですが、ひっかかりぎみに通った場合どうなるか。
そのまま安い値段で通してくれる人と、上から落としてすっと通らないと「切手が足りません」と言ってくる人と、微妙なサイズだと微妙な判定が待っています。

レターパックプラスはどれだけの厚みに耐えられるか。

レターパックプラスは厚さの制限がありません。縦34cm×横25cmの容れ物なので、じゃあコミックを積み上げて結構な厚さになったという場合、あっさり入るのかと思えばさにあらず。厚みがあればあるほど、縦横サイズは小さくなります。これは試してみた画像がネットにころがっていますので見てみると面白いですが、破ける寸前みたいに、さいころ状に仕上がったレターパックプラスを見てるととても真似しようとは思いません。

送料を制する者は値付けを制する

値付けは常に送料との戦いです。私のように親の遺産や自分の不用品を断捨離しよう、という人はお分かりいただけると思いますが、ぎりぎり安くして、ともかく売ってしまおう、という場合、厳しい送料査定が待っています。必ず梱包した状態を想定して、特に壊れ物は予想外に梱包が大きくなりがちなので、余裕をもった送料を予定して値付けをする必要があるでしょう。