かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

婚活から恋活へ

20代「未婚、恋人ナシ」は男性7割、女性5割……政府が白書を公表 「趣味があれば十分」「今自分の時間でいいかな」
20代でデートした経験のない男性40%女性25%ですか。
婚活どころか恋活をセッティングしないといけない時代になっちゃったと。合コンはどうしたのかな。
私なりに理由を考えてみますと、
・AVややおいネタがネットにあふれているので、性的ファンタジーに困らない
・平均寿命の延びにしたがって、子供時代が長くなった。大人になるのが遅い。私見では寿命の20%が子供時代と思っています。80歳なら20歳までが子供だったのが100歳になると25歳までが子供になる。精神的な成長が遅くなっている
・コンビニやスーパーで温かいごはんやおかずが手に入るので、一人飯のみじめ感がない、ネットでコミュニケーションができるなど、一人暮らしの孤独感が薄れる装置が沢山ある。
性欲処理と食欲処理に孤独感なく満たされるので、面倒くさい他人とのぶつかり合いはよけて、空いた時間は趣味で埋めるほうが楽だ、という選択になります。
一方既婚者の離婚率は33%程度を維持しているとのこと。
・離婚に偏見がなくなったし、特に女性は離婚しても生計が成り立つ人が増えた。もちろん母親と子供の世帯で貧困率が高いという問題は依然としてありますが。
入っていたサークルでも、私が20代の頃は、つきあっていた恋人同士が分かれるとどちらか、又は両方ともサークルを去っていった事例が100%でしたが、私が40代になると、付き合っていたのが分かれてもどちらもサークルを継続しつつ、それぞれ別の人とつきあったり、男女問わず離婚した後、結婚経験のない人と再婚する事例も見てきました。抵抗感がないのですね。
離婚に至る原因は性格の不一致とよく言われますが、これは違うんじゃないでしょうか。
私思うに、結婚した途端、パートナーや子供に注意を払わない、無関心、ほっておく。釣った魚にエサをやらない、などと申しますが、昔はそれでもATMとか給料運搬人と言われた役割とメリットがあった。亭主元気で留守が良いってやつです。それが各自勝手に生活して、子供の世話も学校の対応もやらずに、給料も勝手に自分で使いたいようにつかったりとか、独身でいた時の生活をそのまま維持しようとするなど。
そうするとちょっとした蹉跌、会社を首になった、辞めて来た、子供にうるさい静かにさせとと怒鳴る、などの場面が出現した途端、一緒にいる意味がまったくないことが一挙に露になる。それを一言でいうと性格の不一致などと言っているのかなあと思います。
結婚当初は、相手に気を使っているつもりでも、相手が気を使ってほしいようにできていないことはよくあります。また暫くすると独身時代の地金が出てきてお気楽に生活してしまい、相手が不満を募らせるとかよくある。
残業を理由にしてなかなか帰ってこない、子供のことで相談しても、疲れているから、お前(あなた)の好きにしていいから、と責任放棄するとか。
相手がしてほしいように気を遣うって、最初は絶対できませんよ。話し合って相手の気持ちを真剣にとらえて自分の行動をすこしずつ変えていく。その過程で「自分ばっかり損している、譲っている」と思わないこと。学習が必要ですよね。
学習が面倒だと思ったら、家事や子供のことで面倒だなあと思うことを引き受けてみるのがよろしいかと思います。相手が喜ぶ顔を見たい、という欲望がないと、なかなか続きませんね。