かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

人のことはいえない

日本人既婚男性の多くが家事育児を拒否する理由は何でしょうか?
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ご本人のコメント

こういう失敗した料理でも笑って楽しく食べてくれるなら喜んで料理してましたよ!
でも現実だと説教なんですよね・・
日本はねぇ。失敗を許さないって質問がありましたけど、まさにコレは失敗を許してくれないカテゴリなんですよねぇ・・・
他の男性はわかりませんが、私が手を出さなかった理由は、失敗した料理にケチをつけない嫁さんじゃなかったから!
ですかねぇ。育児はそれなりにした?かな?わからんけど・・
え?私が悪い?・・はい。すみません。

失敗を許してくれないって、そもそも作り方をyoutubeやネットで見てマネするところをすっ飛ばして勝手な想像でやっているからじゃないでしょうか。
仕事に置き換えてみればわかります。手順書とかやり方をまず学んでから取り掛かりますよ。見よう見まねだったら先輩や出来る人の作業工程をじーっと見てから始めるはず。
これじゃあ、算数の文章題で、出てきた二つの数字を勝手に足したり割ったりする小学生と同じだわ。
食べ物だと思って料理をなめくさっているからこうなる。
失敗するのも当然。
食材が勿体ないし、食材がかわいそう。見方を変えると食材からまずくなって返り討ちにあっているとも言えます。
と半ば怒っていました。

この私の怒りの源泉は二つある。
一つは、食材をぞんざいに扱ってまずいもの、食べられないものに変えてしまったことへの怒り。勿体ないことをするんじゃない、食べ物を粗末にするな、っていう自分の道徳律です。
もう一つは現役時代の、後輩への怒り。人の話聞いてなかったでしょ、何べん言えばわかるの、っていう経験を掘り起こして怒りをシンクロさせているのだなあ。

ところで、昨日スーパーに寄ったら、“ひめあやか”という知らない品種のサツマイモを実きりで売っていた。小さ目細目のもの2個で105円税込み。
わたくし、薩摩芋は細目で小さ目が好きです。太い奴は蒸かすと中は硬くて火が通っていないのに皮の近くはぐじゃぐじゃということがある。火の通りが均一にいかないので好きではない。時間もかかるし。新しい品種は渋みが抑えられていてホクホクの可能性が高いので、それで細ければいうことなし。ということでサッと籠に入れて買ってまいりました。
帰って来てネットで“オーブントースターで焼き芋をおいしく”という記事を探して来た。
ふむふむ。アルミホイルでぴっちり包んで、15分焼いたら上下をひっくり返して15分、竹串がすっととおったら完成か。
いままでアルミホイルにくるまずに15分ごとに上下を返しながら都合4回、60分焼いておりましたが、身が乾いて今一だし、時間かかりすぎ、と思っていました。
で、洗ってからアルミホイルでぴっちり包んで15分、ひっくり返して15分。なんと水気も丁度宜しくホクホクにできたではないですか。

そこでハッと気づいた。
なんにも見ないで適当にやっつけて美味しくできなくて文句言っているのは、自分だったわね。
怒る権利ないわ。