かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

新NISAは金持ち優遇ではないと自民党内で思ってくれる人もいる

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今回の恒久NISA制度確立の立役者、中西健治氏に聞くという記事です。
与党税調のベテランに二つの懸念。金持ち優遇と言われる。低位株の投資で万馬券のように儲かった利益に課税しないのはおかしい。中西氏は、この程度の非課税枠で超富裕層が動くとは思えないし、中間層への恩恵がはるかに大きいと思って説得に当たったそうです。さすがJPモルガンの副社長を務めただけありますね。
与党税調のベテランって、減税は何でも嫌う財務省体質に染められているんじゃないかと思ったし、自分で株式投資なんかしたことないんでしょうね。政治家として一番問題だと思うのは、自分の感覚を信じていること。そんなの物凄く偏っているって自覚を持って色んな人の話を聞けって思った。世の中にはいろんな考え、いろんな価値観の人がいるのだから出来るだけ沢山の色々な分野の人の話を聞いて、自分の感覚をどんどん広げて変化させて世の中のニーズに自分の価値観を擦り合わせてアップデートしていかないから、批判を受けるんだと思う。
政治家に凝り固まった信念の人はいらない。自分を変える勇気?変なプライドがなく融通無碍な性格でいるのが必須の資質と思います。
大体生涯枠1,800万円程度で「富裕層への優遇になる」ってどんだけモノを知らないんだか。家計調査の統計を読んだことすらないし、中央値と平均値、ロングテールとか言葉すら知らないんじゃなかろうか。せいぜいそのくらいは学んでくださいね。
他3点。
1.枠を使い切る人が多いかどうかを見極めながら、生涯投資枠の拡大に向けた議論を進めたい。
2.未成年者への金融教育を進め、中高生のリテラシーが上がってきたらジュニアNISAの事実上の継続も
3.個人投資を増やして国内市場を盛り上げ、新NISAを日本市場のマインドセットを変える起爆剤にしていく。
インデックス投資家として国際分散を推奨する私としては、3.はどうかなあと思わないでもありませんが、サテライトで株主優待目当てとはいえ、日本個別株を買いますから、連れて日本市場への投資への誘発剤として十分期待できると思います。