かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

一般口座で株や投信なんか持っているものじゃない

例えばこれです。


SBI証券では投信の買い付け時、「NISA預り」でなければ「特定預り/一般預り」の表示がでます。特定か一般かどっちなの?と尋ねると、特定口座を開設していれば、原則特定預りになる、はずなんですが、同一銘柄を既に一般口座で持っていると自動的に一般口座に入れられてしまう。それで表現が「特定預り/一般預り」なんですね。
楽天証券では、

注文入力時に特定か一般を選択できるようになっています。
質疑応答を見ても

別々に保有できること前提で書いてありますね。
特定口座は2003年1月から始まりましたので、一般口座で株や投信を保有している人って投資歴が長い人、または、
・特定口座で保有していた株式が上場廃止となり払い出されてしまった
・コーポレートアクションで一般口座へ払いだされてしまった
・NISA口座を申し込んで買ったつもりが、二重申請になっていてNISA口座が開設できず結果的に一般口座での所有となった
というような、特殊事情に見舞われた人でしょう。
また配当金・分配金・利子には特殊ルールがあり

配当が特定口座で払われることもあるんですね。これはこれで便利ですけど。
一般口座は譲渡所得計算時に必要な取得費のデータを自分で持っていないとまずい場合もあり、うっかり相続など発生しようものなら、遺族に迷惑この上ない。
配当金や譲渡益を選択的に申告不要とできる条件はありますが、一転住民税では申告が必要になるなど税務上の扱いがかなり難しい面もあります。
私は今年やっと一般口座での保有銘柄をきれいに処分することができました。
一般口座で商品をお持ちの方は、お早目の処分をお薦めします。