かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

面倒くさいを乗り越えれば節約に至る

新たけのこが出回る季節になりましたね。
今日スーパーで新たけのこボイルハーフカットを見ました。税込609円。茹でてあるから、手で皮を剥いて切って使えばいいのでしょうが、調理の手間と値段を秤にかけてうーん。
というのも、今週の生協配達のカタログに生のたけのこ1kgが税込933円ででていたんですよ。1kgだとだいたい丸二本。一応注文したのですが、大鍋に米の研ぎ汁入れて切れ込みいれて、茹でて、冷まして、きれいな水にとって、と想像するだにやる気がなくなってくる。面倒くさい。注文するくせに少しだけ憂鬱になっています。
生活費を圧縮するために、外食より自炊、とよく言われますが、自炊にもいろいろな段階があって、食材の加工度がさがるたびに、材料は新鮮になっていき、単価も安くなってくる。それと反比例して、自分で加工する手間が増えていく。自炊する皆様も、面倒くさいと値段の折り合いを日々つけていることと思います。
わたくしは、この面倒くさいを減らす方法が一つだけあると思っていて、それは「作業の習慣化」です。どんな作業でも繰り返し行うと、マニュアルはみなくなる、自動的に手が動いて脳を使うエネルギーの節約になります。これは料理に限ったことじゃなくて、携帯会社の変更とか、勉強とかすべてに通じます。
それに至る最大の障害が、最初のやる気、イニシャルコスト(初期投資費用)ですね。「よし、やってみっか」が必要ですね。そして2回目は、もうちょっと少ない「よしやってみっか」、3回目「やってみっか」、4回目「やるか」、5回目「やる」・・・・。
というのは理想で、現実は1回目すら始まらない。どうりで、すぐできるなんとか、パパっとなんとか、ばっかり目に付くわけだ。
私事ですが、味噌汁は、昆布と鰹鯖節削りでだしをとって作ります。作ろうと思ったら小鍋に水を貼ってだし昆布をほおりこんで、とほぼ手が勝手に動きます。料理を始めたいという人においしい味噌汁から、とお薦めしたら、別の料理する友人から「そんなの最初からハードル高すぎでしょ」と言われてしまいました。私としては、簡単で美味しいから、はじめるきっかけとしてはいいんじゃない、と思っていたのですが、だし入り味噌を使う層からはそうでもないらしい。
だから少しでもやる気のある時に、やる気を使って、少しずつ、すこーしずつレパートリーを増やして、レシピをみないでできるものを地道に増やすと、そういうやり方しかないのかな、と思います。
まあ、この頃夕方スーパーにいっても握り寿司に半額シールが貼ってないことが多いんですよね。それで仕方なくね。