かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

自動値引まで来た

私毎朝徒歩5分のところにあるスーパーにいくんですよ。
そこは朝イチに行くと、当日消費期限の商品が3割引になっています。朝イチだと他の人に取られる前に確保できるんです。全般的に他の店より単価が安いので半額シールはなく、3割引の次は見切品、おつとめ品行きです。
パンコーナーで商品を並べているおじさんは客を見ると「おはようございます」と挨拶してくれます。こちらも挨拶を返して以来、二言三言言葉を交わすようになりました。
先日は、10%引きのシールが貼ってあるパンを、わざわざおじさんに持って行って、上から3割引シールを貼ってもらいました。
さすがにこんなことができるのは、よほど気持ちが強い日だけです。

今日もパンコーナーで商品を並べているおじさんの横で、5%引きのシールが貼ってあるマフィンを手に取ってみていたら、おじさんが「それ日付いつですか?」と声をかけてきました。見ると今日の日付です。「あー貼りましょう、貼りましょう。」おじさんは商品を並べる手を止めてポケットからシールを取り出して、「あー30%ねー、あっ、あったあった」と言ってパンに貼ってから手渡してくれました。
「もうないかな」おじさんは残りのマフィンをひとつずつかき分けて日付をみています。「あーもうひとつあった、どうします」「ください」
3割引きのマフィンを2袋ゲットしました。

このスーパーの出口に、お客様カードを記入する机があって、用紙に要望を書いて横の箱にいれるようになっているんですよ。そのすぐ横の壁に要望への回答がずらっと貼ってあるんですが、ある時、「(客)〇〇駅近くにも支店を出してください(店)本部と検討します」という紙が出ていて、〇〇駅って4駅先の急行停車駅なんですよ。そんな遠くから客が来るなんてどんだけ人気あんのこの店、商圏広っと思いました。
我が家から徒歩10分圏内に総合食品スーパーは5店舗もありますが、この店は、やたらに安いものを並べるのではなく、品質の良いものを比較的安く提供しているようで非常に人気があります。

また、面白いのは、「△△という商品を入れてください」という客の要望に、「△△は以前仕入れていましたが、売れ行きが悪かったので取り扱いを中止しました。したがいまして今後も取り扱う予定はございません。」という回答が結構な頻度で載っていて、これ自分だけ気に入って買っていたけれど、大部分の人は別の商品にいっちゃって取り残されたやつや、と思いますが、
・自分の好みが元々少数派なのか
・単に慣れているから離れられないだけなのか
・もっと安くていいものに自分が気づけていないだけなのか
考えちゃいますね。
どっちにしろ、もう買えないのだから、別の商品を選ぶしかないのだけれど。