かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

番茶のおいしいいただき方

番茶が好きです。
煎茶も高級なものや、新茶になると、温度が難しい。ぬるくないと香りや味が引き出されないし、ぬるいお茶って好きじゃないし。
その点番茶は、熱湯じゃばじゃばーと注ぐのが定番で気を使わないし、冬の寒いときに熱いお茶はうれしいし、カフェイン少ないから寝る前も問題なし、子供にもオッケー、いうことなしです。
私が買うのは、生協の無農薬、有機番茶、三重県度会町産です。良い作り手の一番下のグレード、これがポイントです。私はシュリーマンの法則と呼んでいます。

シュリーマンの法則
シュリーマン(1822-1890)は商売で成功した後、子供の頃読んだギリシア叙事詩をこれは史実に違いないと確信し、私財を投じて発掘を行ってトロイの遺跡を発見した人。商売人時代ヨーロッパを歩き回った時、町で一番豪華で立派なホテルにいき、そこの一番安い部屋へ泊ったという。

グレードが下で、値段もただ安いだけのものを食べて「やっぱり、〇(下グレード)はダメだよねー」とがっかりして二度と買わないのは、出会いが悪くて残念ですね。

さて具体的な淹れ方は次の通り。
まずご飯茶碗を用意します。
茶葉を入れます。f:id:otosak:20210423131608j:plain
お湯を沸かして熱湯を注ぎます。f:id:otosak:20210423131630j:plain
5分間待ちます。f:id:otosak:20210423131653j:plain
表面に浮いている茶葉を、ふーふーっと奥側へ寄せると、自然に沈みます。f:id:otosak:20210423131709j:plain
飲みます。最後はゆっくり傾けると茶葉が茶碗の表面にへばりつくので、唇を薄く構えて、茶葉が口の中に入らないようにして、最後の一滴まで楽しみます。
そして何より、急須に絡まった茶葉を捨てるのに比べると、すいっと簡単に捨てられますよ。これ最高。
お試しあれ。