かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

被相続人の預金解約

さて遺産分割協議が整って、遺言の検認が終わり、住民票除票や除籍謄本が揃ったら預金の引き出し作業です。
三井住友銀行
口座のある支店にいっても何もできませんので、ウェブから書類を請求してください。ホームページの相続手続方法から請求します。
ここで早速壁にぶち当たりました。父の口座がやけにいくつもあると思ったら、中央競馬地方競馬の競馬専用口座でこちらの契約を解除しないと先に進めないといわれてしまいました。早速提示されていた競馬会に電話し、必要書類を揃えて送りました。署名は相続人の代理署名となります。
金融機関で手続きに必要な除籍謄本、相続人全員の印鑑登録証、相続人全員の戸籍謄本などすべて原本である必要があり、有効期限以内のものなので詳しくはウエブを見てください。
すべて原本が必要なので、金融機関ひとつずつ手続きをしていかなければなりませんので、時間がかかります。原本は返送要と付箋を貼るとよいです。
通帳やキャッシュカードも送りますが、紛失の場合はそこにチェックします。
書類を送付すると、今度は振込依頼書など送られてきますので、また書類を返送し、問題がなければ指定振り込み先に振り込まれ、通帳等が返却されてきます。三井住友銀行の場合、同行に手続きをする相続人の口座があれば全額振り込まれますが、他行の場合は振込手数料を控除されます。
りそな銀行
こちらは先ほどと異なり、口座のある支店で書類を貰えました。実家が田舎にある場合は大変になりますね。その場合はまず電話で相談した方がよいでしょう。
相続手続依頼書に、相続人全員が直筆で署名し実印を押印します。必要な書類は1とほぼ同じです。送付先は相続センターでした。こちらも振り込みの場合振込手数料が控除されますが、解約口座の支店店頭でも現金で受け取れます。
というように、金融機関によって微妙に手続きが違うので、よく聞いてわからないことは解決してから書類を送りましょう。
3ゆうちょ銀行
最寄りの郵便局で手続き書類が手に入ります。遺言執行人がいる場合、その人しか手続きできないと言われたりするので面倒です。窓口へ申請書類を提出するとそこでチェックが入り、それからセンターに送られ、センターから必要書類を送るよう封筒が届き、それを返送するという手順になります。お金は代表相続人の通常貯蓄口座へ振込、もしくは払戻証書の返送と窓口での現金化のいずれかが選べます。
4近所の信用組合
すべて窓口で済みました。必要な書類はほぼ同一です。やはり口座を作らないと振込手数料がかかるというので通帳をわざわざ作りました。
なお、除籍謄本を出生までたどって書類を手に入れて、法定相続情報一覧図をつけて法務局に提出すると無料で認証付きの一覧図を登記官が発行してくれる、法定相続情報証明制度がありますので、こちらの利用もお考えになるとよいかと思います。