かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

TOPIX投信からの撤退も考える

東京証券取引所は、2022.4.4に従来の四市場を、プライム・スタンダード・グロースの3市場へ再編する予定です。併せて市場第一部全銘柄から算出したTOPIXについても見直しをする予定です。現在20215.7までに第三次遵守・公表原則を公表して、利害関係人からの意見受付という状態です。
https://www.jpx.co.jp/equities/improvements/market-structure/index.html
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肝に赤線を引きました。
・市場区分と切り離す。
・市場代表性に加え投資対象としての機能性向上を目指す。
・多額のパッシブ連動資産の影響を考慮し段階的に移行
パッシブ資産とはTOPIX指数連動型投資信託のことですね。
段階的に移行しても、構成比では100%→99%位であまり影響はでないと踏んでいるようです。
市場区分と連動しないで、流動性に着目していく、ということですが、そうすると日経225、はたまたMSCIジャパンやFTSEジャパンなどと同じ土俵、指数商売の土俵で戦っていくということですね。
指数の独自性として、市場第一部全カバーというわかりやすさから日経225との棲み分けが出来ていたと思いますが、市場区分をとっぱらっていくとなると、例えば流通性基準に適合しないものは臨機応変にはずす、無配に転落したら比率を落としてはずす、とか投資家にとって魅力ある指数にしてくれないと意味ないと思います。それに
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市場区分に即した新しい指数もできるらしいですし。
色んな指数を作って、2000万円問題以降、少しだけ盛り上がってきたインデックス投資をさらに呼び込もうとの色気を感じます。運用会社も乗り気でしょうね。
指数乱立、投資信託商品も乱立、あげくに強制解約の憂き目を見て、離れてしまう人が出てくるとか、なければよいのですが。また市場区分と離れることで、資金流入が減って、既存のインデックスファンドも強制解約という可能性がないわけではありません。
私の保有商品のうち、TOPIX連動型は、積み立てを現在月額100円*2種類まで絞っていますが、近々積立0円にします。それから今となっては信託報酬率の高いものがあるので、リバランスの機会に売却していこうかなとも考えています。一応様子見します。