三菱UFJ国際投信といえば、投資信託のeMAXISSlimsシリーズ、ETFのMAXISシリーズで私も大変お世話になっております。
同社のホームページで、償還ファンド一覧のページがありましたので、その中からインデックスファンドをひとつ取り上げます。なお、この一覧は償還金が支払われたもの、ですので、償還金が支払われなかったものは載っていません。https://www.am.mufg.jp/f_info/r_calendar/#
償還金が支払われないって、どんなファンドなんだろう？基準価格がマイナスとか、ゼロすれすれで費用を引いたら残らないとかかしらん。わからないのでご存じの方がいらっしゃったら教え下さいまし。
話を戻します。
2021.4.20に償還日を迎えたのは、MAXIS S&P三菱系企業群上場投信
2009.7.16 設定
2009.7.17 上場（銘柄コード 1670)
2020.11.30 純資産総額2億3千万円（195万口）
繰上条件は「2千万口を下回ったら」らしいので、2億3千万÷195万口×2千万口＝23億5897万円
2021.4.18 上場廃止
2021.5.28 償還金支払開始
純資産総額が30億円を下回ったら危険信号と思ってよいようです。
今でこそ、低コストインデックスファンドで大量の資金流入が起きた商品を抱えて気を吐く同社でありますが、コストだったりテーマだったりの様々な理由で、人気がなくなって償還されていく商品もある。
インデックス投資家としては、10年後、20年後を見据えた運用を続けてほしいと思いますので、運用会社の過去を閲覧してみるのも一興かと存じます。
