かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

年末年始の献立について

いわゆるおせち料理は、2017年の年末に生協に注文したのが最後で、以後買っていません。大みそかにそばを茹でて食べるのと、お正月は雑煮を作り、姉が手作りしてくれる伊達巻をいただく。正月らしい献立はそれだけです。
おせち料理は、色々な食物がちまちま沢山種類があって目にも華やかで気分があがりますが、子供たちがほとんど食べないのです。北海道風に鶏のから揚げを付け加えても上の子は「油っこい」下の子は「肉は嫌い。鶏の皮は食べられない」と言いますし。
好き嫌いのない子供に育ってほしいと思って、色々な食材を出してきましたが、ほうれん草のお浸しやサラダのレタスは「にがい」といって敬遠するので、レタスは豚の炒め煮にどっちゃり加えたり、ほうれん草は常夜鍋にしたり。肉のうまみと脂分で苦味が消えるので沢山食べてくれます。下の子も豚の赤身や挽肉なら食べる。
子供の嫌いには二種類あって、過去食べてたまたま体調悪く気持ち悪くて吐いた記憶があるというトラウマのものと、食べつけない苦味酸味辛味など固有の味に慣れていないために食べないというものがあります。
前者はそれを覆すような経験がないと難しいので置いといて、後者は徐々に味になじめるよう特有の味や匂いを隠して使う工夫をして慣れてもらう作戦です。
親が自分で積極的に食べないものを食べろっていうのは欺瞞だと思うし、子供が残したら親が片づけることになるから親が食べない食材は出さないことになってしまいますが、幸い親は調理が面倒くさい食材を買わないことはあっても、社会生活で困るほどの好き嫌いはなく一通りの食材は自宅の食卓に並ぶので、子供達も給食で食べつけない食材が出てきて困るということはないようです。
おせちって、紅白なます、たつくり、こぶまき、にしめ、黒豆とか、甘い物でも最初から子供が喜ぶようなものがありません。まして年一回しか出てこないんじゃさらに敬遠される。
栄養的にも別に食べておかなきゃってほどのものはありませんから。
そういう理由で、我が家は元日と二日でお雑煮、余った餅はトースターで焼いて醤油をつけ糊を巻いて食べることに落ち着きました。すでに二日の夜から平常献立です。

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カレー二日目。煮返すと味が染みます。

今年の年越しそばは、生協に注文した8割そば。こちらは冷たい盛りでいただきました。例年だと海老のてんぷらを揚げるところですがエビが安くなかったので、なぜかとんかつに変更。しかも大晦日には出ずに二日の昼、残ったおそばを茹でた時。
年の瀬らしい、正月らしい献立が並ぶ、季節感あふれる家庭行事は大事だし、節目のない日常がのっぺり続くのも味気ないとは思いますが、そこはそれ、時代に応じて少しずつ変わっていくものかなと思います。あーでも紅白なますとかは体にいいかもなあ。そういえば酢の物ってさっぱり作ってないや。
とりあえず、もちを雑煮で食ってるから、いいか。