かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

くだものの品種改良のスピードにびっくり

8月中旬で西瓜のシーズンはほぼ終わると思っていました。だから値引きの尾花沢すいかを買いつつ、秋田県産すいかが並んでいるのを見ていた。そして8月下旬になると青森県産に切り替わった。

尾花沢すいか おいしいです

と思ったら、長野県産クリームすいかで“金色羅皇”とかいう仰々しい名前の黄色すいかが出ているじゃないですか。しかも糖度14.2。通常すいかは糖度11でも”すごくおいしい”分類になっている。
今シーズン初回掴みはオッケー、2回目からはがっかり、途中糖度13.2の姫甘泉をはさんで一進一退、ようやく終盤でなんとか満足、という道筋をたどっていたため、そうだ有終の美を飾ろう、今回値引きだったのでこれを逃してなるものか、と思いまして買ってきました。

金色羅皇(こんじきらおう)

そうしたら期待にたがわず素晴らしかったです。こんなに甘くていいのかという。
どうにもすいかが水っぽい。子供の頃は大汗かいて冷房不十分だったから、甘いと感じていたのか、とノスタルジーに砂糖をまぶして振り返っていたのですが、まあ、体調で味が変わることはあるから、そうだったのか、そうでなかったのか、今となっては知る由もなし。
なんだかんだで品種改良が進んでいるのですね。
お百姓さん、すごい。これぞアントレプレナーシップ*1
動物園は困っているらしい。甘い果実ばかりで動物は虫歯になるし、一度甘い果実を食べてしまうと、酸っぱい果実を見向きもしなくなるんだとか。
行きつくところにとことん行ってしまう凄さを感じますね。
ちなみに種も真ん中片の種の層にきれいに固まっているし、両側からほじくったらほぼ駆逐できたので、赤肉すいかみたいに種取りが面倒だということもない。
ちょっとびっくりでした。
シーズン終わりかけですが、“金色羅皇”、みかけたら、ぜひね、お試しください。値段は普通のスイカと同じです。

*1:起業家精神のこと。理想を単なる夢で終わらせず実現する力