かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

ローストチキンはフライパンで焼くと決めた

丸鶏中抜き950gが値引きになっていて500円で買えました。
ばらし方
包丁は普通の三徳包丁です。出刃は必要ありません。
手羽を2つはずして、関節の所から包丁を入れ、スープボーン、手羽先、手羽元に分ける。
モモを2つはずして、関節の所から包丁を入れ、太ももと脛部分に分ける。
胴体は骨に沿って2枚胸肉を切り出す。これは塩コショウしてタッパーに入れ冷蔵庫へ。
残った胴体は包丁を入れて2つに割る。
スープボーンと残りの胴体割った2つは、水を張った鍋に塩少々を入れ煮立てる。アクをだいたいとったところで、皮をむいて角切りした人参と玉葱を入れる。再びアクを掬い弱火にして煮ておく。
フライパンを熱して油を引き熱くなったところに、手羽先、手羽元、モモを並べて入れ、上から玉葱の1cm角切りを散らす。塩コショウを上から振りかける。
蓋をせずに弱火で焼いて、皮が焦げてきたらそれぞれ肉を裏返す。玉葱は肉の下側に入っていくがそれは想定通り。
モモの切り口部分は火が通りにくいので、少し縦にして火を通して、最終的には玉葱から水分が出てきて焼き物から煮物になってくると思います。
仕上げに醤油を回しかけてもよい。
そのころ肉に火が通っていますので食卓に出します。
今年のクリスマス近辺でローストチキンを作ると思いますが、このやり方で焼こうと決めました。
オーブンで焼くときの欠点
・我が家はオーブンレンジで電気で熱い空気を庫内に循環させて焼くタイプなので、丸鶏はとにかく時間がかかる。5時間はかかるんじゃないかな。
・密閉して焼くと脂が蒸発する逃げ場がなく、受け皿に脂だ沢山溜まって肉も脂っぽい。
・丸ごと焼くと、熱い段階で切りさばく必要があるが、関節の切り落としなど力をかける作業は肉が熱いと非常にやりづらい。
・関節を分けにくいので当然食べづらい。手で持って食べると手がべとべと。
・電気オーブンのせいか、焦げ目がつきにくい。皮が焦げてもぱりぱりしてこない。
・食べ終わった残骸が多くて、油っぽくなった骨で改めてスープを作る気が起きない。
フライパンで焼くときのよいところ
・レンジのガス火はオーブンより火力が強くて30分程度で焼き上がる。
・関節をすべてばらして、フライパンに肉を平らに並べて焼くので火の通りが均一。
・関節で分けてしまっているので、かぶりついてもよいし、箸でひっぱりながら肉を分けてもよい。
・蓋をしないで焼くので脂から水分が蒸発してさっぱり仕上がる。
・皮がぱりぱりと焦げるので香ばしい。
・丸くて火の通りにくい胴体は、最初からスープに仕立てるので、スープの中にも削れなかった肉が入って、骨だけではない楽しみがある。皮をスープに入れないから、スープが脂っぽくならない。
という良いことずくめです。ローストチキンなんて面倒だから買ってくるよ、または、いらないよ唐揚げで十分だ、という人も多いかと思いますが、値段の安い生の丸鶏もバラして平らに置いて焼くだけ。しかも食べやすい。適当な野菜を一緒に焼くと手軽に豪華な一品が出来ます。特に私は、生協の品ですら出来合いのローストビーフは塩が強すぎてほとんど食べられませんので、自分で塩加減が決められる自作にどうしても傾きがちではあります。そういったバイアスはありますが、加工度の低い食品を調理する節約志向でありながら自分好みの味でという路線はこれからも継続です。