かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

吐水口シャワーヘッドを交換する

台所シンクの水道の出口は、水とお湯の混合栓で押すと出るタイプ。そして先端に「吐水口シャワーヘッド」と呼ばれる部品がついておりまして、ボタンが3つ。同時に押すと壊れるそうです。緑は広がるシャワー、青はまっすぐ、黄色は広がらないシャワーと3つの出し方が選択できます。
そうそう、「吐水口シャワーヘッド」という名称自体は、ネットで部品をようやっと見つけて初めて分かったものでして、それまでは名前すらわかりませんでした。
ほとんど黄色ボタンのまま使っておりましたが、何かの拍子に緑、青と押して次に黄を押したらなんだかぐっと詰まった感触があり、栓を押しても水がつっかえて出てこない。
再び緑や青を押してみたのですが、黄ボタンは戻るものの、緑や青では出ている水が黄を押した途端にまるっきり出なくなる。
どうやら内部で何かくっついて水の出口を塞いでいるのだなと想像しました。
よくよく観察すると銀色の水道管の先についた白いプラスチックのシャワーヘッドは裏側からプラスねじで止まっている。じゃあとりあえずここを外して検討だ。
外してひっくりかえしてみましたが、それ以外に分解できるようなねじは見当たりません。
シャワー型の円形を回したらねじ式で外れましたが、内側の機構が見える状態にはなりません。ボタンを代わる代わる押して、再び装着してもやっぱり黄ボタンの時は水がグッと止まってしまう。分解できるのなら中をみて掃除をするところですが、どうやらこれ以上は分解できないので、しかたない、部品をネットで探すことにしました。
ところが蛇口やパッキン、根元を見ても何も書いていない。
型番どころか、どこ製なのかも分からない。
次善の策で、姉から退去時に引き継いだ説明書保証書の束を入れておいた段ボール箱をひっぱりだして順番にめくり始めました。
TOTOの混合水栓の説明書が出てきたので、これかなーと思って、図解と実際の混合栓を見比べてみる。どうも形状が違う。しかしこの手の説明書は色んな型番のものをいっしょくたくに作っているので、多少は形状が違うものも一緒になっているのだから、いやいや、それにしても形が違い過ぎる。なにより水の出口が外れるようになっている説明が何もないじゃないか。
再び説明書の束に戻ろうかと思い、改めて混合栓を眺めておりますと、裏側に何やらアルファベットと数字の組み合わせが書いてある。メモに書き写してネットで検索すると、ビンゴ!分かりました。
なんとTOTOではなくLixil製であることがわかる。念のため先の段ボール箱を漁って説明書発見。ネットで本当にこの部品でよいかどうかを修理部品対応ページで再度確認してから安そうな店を検索して注文。

そして郵便で届きました。ネットのコメントで「白い部品が余って一瞬?となった」とあったので、取り外した部品と新しく来た部品を比較したところ、古い部品には刺さっているのに、新しく来た部品には刺さっていないことから、白い部品をどこに取り付けるべきかすぐわかったので一安心。無事作業を終えました。

新しく来た部品取付後

快調です。よっぽど水道屋さんに頼もうかと思いましたが、頼まなかったら部品代だけで済みました。古い家なので水回りや空調、風呂釜の交換は2回やっていると思いますが、そろそろ3巡目が来るのかもしれません。
パッキンとか水道栓自体の交換になったらどうしようか。youtube見て自力でやるか。結構色々な工具が必要になりそうではある。失敗したら水とまらないじゃん。シンクの下に中間栓がないのです。風呂のシャワー上がり湯混合栓が水漏れした時はプロに来てもらいましたが、結構なお値段でしたし。
心は千々に乱れますが、それは修理が必要になったとき改めて考えましょう。