かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

野沢直子さんから元気を貰う

diamond.jp
共感しかない。
人の神経を逆なでしてくる面倒な人って私的には2種類あって、
・自分の価値観を押し付けて「なんでこうしないの」と迫ってくる人
・人のミスやいい加減さを見つけると猛禽類のように急降下してどや顔で説教を垂れたり正義警察ぶりを発揮してくる人
一つ目は受け流していればいいけど、二つ目はこちらの落ち度もあるから(必ずしも文句言ってくる人が被害者とは限らない)心に傷が付きますわね。お前はミスをしないのかよ、と言ってやりたくなります。
そんなとき野沢さんは、

その人なしでも楽しく生きられていること自体が、やんわりとした復讐になると思うんです。ポジティブな意味での復讐。だから、嫌なことをされたら、「この人なしでも私は大丈夫」と言えるようにがんばろう、と切り替えるようにしています。

これいいですね。仕返しや反応をすればその人と関わることになるから、さっさと遠ざかると。
“受け流しつつ、「帰り道にウンコ踏め」と心の中で中指を立てておけばいい”
は名言だなあ。

「勝ち組」「負け組」のような二元論は嫌いだと。そうね、二つに分けてしまうのは頭は楽かもしれないけど現実の複雑さを読み解く努力から逃げているし、なにより二つに分けて自分が「勝ち組」だとどうしても思えない場合は苦しくないですか、といいたい。結果的に自分をごまかして問題から目をそらして結果ストレスが逆に澱のようにたまっていくだけ。
そうならないために、「一つの価値観の中で人生を終えないこと」を推奨していらっしゃる。
私も職場以外にアマチュア合唱界に身を置いていたし、今はリタイア―しているから、ぎりぎり複数の価値観の中に身を置いたと言えるかな。世間狭いけど。

違う価値観に身を置くにしても海外に行くのはハードルが高い人にお勧めするのが「派手な格好をすること。」
アメリカ人でも人の格好をじろじろ見てくるような保守的な人はいるとのこと。他人のことなんかまったく気にしない国民性なのかと思っていましたが、そうでもないんですね。色々な人がいると。

好きな洋服を着ることによって、無意識に、着ている洋服に自分を擦り寄せていく感覚があるんです。
洋服は私にとって、どういうときでも自分のアイデンティティを思い起こさせてくれるツールなんです。自分の好きな恰好を身に纏うことで、「大丈夫、これが自分」と教えてくれる。「母親」という役目に24時間どっぷり浸かってたら、自分のことを忘れちゃうじゃないですか。

ここ重要ですね。私も全部は出来ないけど、お気に入りのスパイス入れを使ったり、カシミアのセーターを着てスタイルよく見えたりすると気分良くなるから、それか。自分の好きな物イコール自分らしさの表現、それを身にまとっていることを確認できる。
わたくしのセーターは、ホームセンターで展示品限りの3割引きで買ったやつだけどな。