かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

背広は機能的にはちぐはぐ

駆け込みリタイアして丸4年が経ちました。当初は自意識過剰だよねえ、とわかっていつつ、午前中のスーパーや街中の風景に心象的に溶け込んでいないなあ自分、と思ったこともありましたが、コロナで勤め人が普通に真昼間うろうろし出したこともあって、遠い過去の話になりました。
それで最近とみに、背広=スーツって、なんか機能的にちぐはぐじゃない、と思うようになりました。
ネクタイって首を絞めているので防寒機能がある。それなのに前襟が広く空いているからYシャツが外から見える所でスース―する。暖かくするの、それとも涼しくするの、どっちなの、というちぐはぐさを感じます。
流石に夏場は暑すぎてネクタイをはずすことになりましたが、第一ボタンをはずしたYシャツが最初は非常にまぬけに見えました。最近は見慣れたけど。これも前襟がピタッと張り付いて広がっている上着のデザインのせいでしょう。
いい加減、背広=スーツを義務にするの止めませんかね。
事務職男性の制服化することで、着ている方は安心感もある。それは認めます。
みんな同じような型の服を着るけど、ネクタイの色やカフス、ネクタイピンでちょっと自己主張。これが完全に自由だとどこまで失礼にならないか、よくわからなくなって不安になるのです。自由からの逃走と自己主張のはざま。なんだい、内気な中学生かーい。
風が吹くとネクタイが翻って邪魔だから、ネクタイピンをするけど、超満員電車でひっかかってYシャツのボタンが飛んだり、ピンだけどこかへなくなったり。
旅行にいけば、肩にパッドが入っているから、旅行鞄にしまうにしても嵩張るし、丸めても皺になる。
暑いときにはシャツ、寒くなったらセーターやウインドブレーカー、みたいにはっきり機能で着るものを分ければいいと思います。
タートルネックセーターなんかいいですよ。これ首元が隠れるから、寒さが防げるだけでなく、どんなに化粧しても首には年齢が出てしまうから、それも隠せる。
背広=スーツみたいな服を着たいのなら、トレンチコートにすればいいと思う。
trenchって英語では塹壕。兵士が塹壕戦で着ていた。だからライフルを掛ける肩紐があったり、前襟を立ててボタンを嵌めるとばっちり防寒防水になるらしい。
自分が背広=スーツを着なくなって久しいので、どうしても着ている人を見かけると、そのちぐはぐさが間抜けに感じられて、昭和というか時代遅れ感を感じるようになってしまいました。