かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

こう変わってほしい日本

前の前の前の記事でお金の見方が変わり、
前の前の記事アベノミクスが失敗であり、今も失敗の影響を受けていて、
前の記事で日銀のマイナス金利の部分を考えて見ました。

日本はどうなると良いか

日本の円貨経済がどうなったら良いのか。理想、目標をまず考えてみます。
1. 円高になる。
通貨の力が強くなって、海外旅行へらくらく行けるし、輸入品は安くて生活は楽になるし、投資で得られる外貨建て元本も大きい。
2. 給料賃金年金が増える
購買力が高まって、消費や投資が活発になるでしょう。
3. 内需が増え、商取引が活発になる
人はお金に余裕が出てくると、良いものを厳選して買おうとする人が増える、んじゃないかな。無駄なものをバンバン買うかもしれないけど。
高くても良いものを嗜好し、芸術や文化といった形のないものにお金を沢山使うようになる、んじゃないかな。

財政政策

この好循環を作り出すためのキッカケとして日本政府ができること、それは、
・歳出のメリハリ、スクラップアンドビルド
・各種規制緩和
これに尽きます。
日銀はアベノミクスの毒餌のせいで身動きできないんで。

歳出の見直し

1.公共事業はインフラ整備も最低限にする。特に過疎地は、集住と撤退のモデル計画を作っておき、能登地震みたいな災害が怒ったら、直ちに縮小撤退を行える練習をしておく。ほとんど誰も使わない舗装道路、簡易水道などを維持していく国力はもうないし、水害や崖崩れなど災害がまた起こる地域に家を建て直すという無駄は冷徹に排除すべき。
自然に返って良いと思われる地域を土地計画で区分して、撤退すること。
撤退戦が下手なのは分かっていますが、あえて言います。

2.社会保障については、応能負担の原則を貫くほかないでしょう。これは現在各政党が検討中ですね。健康保険が適用になる診療を最低限にして、自由診療を増やし、医学部の定員を増加する。

3.教育投資。資源がなく、災害が多い日本。とすれば、やることは一つ。人材へのとうししかありません。飛び級、学び直し、学校に行かなくても学べる複線型学歴モデル、素質がある子にお金を出す仕組み、やることは多いですが、世界中が喜んでお金を出してくれるような商品やサービス、画期的な社会の仕組みを生み出すには、何よりもまず人材育成です。

4.規制緩和。医学部の定員もそうですが、既得権益集団が自分達だけに利益を囲みこむ誘惑を断ち切るだけの立法府の決断が必要です。新規参入と隙間産業を大きくしたり創造的破壊を進めるには、人材育成と規制緩和の両輪が必要です。

5.政治改革。以上のことを実行するためには、各地域の住民から意見を吸い上げる選挙制度が必要。そして住民の意見を聞かない政治家は即落選する仕組みも必要。怒られる存在怖い存在がいないと人間は必ず堕落します。地域の代表であるというパイプと自負がないと、議員個人が政党の執行部へ強く意見して突き上げることはできません。タレント議員や比例復活で執行部のロボットになるだけの数を揃えられる現状はよくいって少数寡頭政治、悪く言えば独裁ですね。