かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

GPIF寄生虫ファンド

スパコンSE@投資ブロガーさんのツイート。


返信では、「いらないです」みたいな塩対応をしてしまいました。ごめんなさい。
スパコンSE@投資ブロガーさんがおっしゃりたいことは、「もっとGPIFを知って」「投資初心者も安心して投資出来る」ためのアイデア。厚生年金・国民年金に入っている人たちは、GPIFを通じて投資しているってことですものね。

内心もやもやしておりましたら、こんどはイナゴ投資ということばを知りました。
news.yahoo.co.jp
インフルエンサーと同じ銘柄を買ったり売ったりする。

私自身はいらないと言ってしまったけど、
・知らないうちにGPIFを通じて投資をしている人たちにって、てほぼみんなだよ
・自分で投資を始めたいと思った時、安心して始められる、だって既に年金制度で使っているし
ということから、
・既にある、GPIFと同じような動きをするファンドではなく、
・GPIFに寄生する確定拠出型で出し入れ自由な投資信託があったら面白いだろう
と考えを新たにしました。
スパコンSE@投資ブロガーさん、ありがとう。

GPIFをマザーファンドとして、個々人がベビーファンドにお金を拠出する。あとは普通のファミリーファンド方式のよくある商品と同じに運用する。換金も自由。基準価額から信託報酬と諸経費を引く。

GPIFの本体はあくまで年金資産の運用と維持なので、そこへ寄生するという意味で寄生虫ファンドと名付けました。

拠出+運用益の範囲でしか引き出せないけど、かけ始めたら一定年齢までずっとかけ続けないといけない代わりに、確定額をずっと貰えるという国民年金基金より加入のハードルが低くてよいと思っています。インフレにも追いつくまではいきませんがそこそこ追従してくれるでしょう。

GPIFは公的年金を運用していますが、拠出した厚生年金保険加入者は、マクロスライドとか変な減額制度はあるものの、基本は確定給付型の年金です。つまり現役時代の掛け金の多寡によって年間給付額に違いはあるものの、生きている限り給付される。個々人の掛け金の運用額を貰う制度ではない。

GPIFの運用収益や損はそりゃニュースにもなりますが、給付額全体との関係はどうしたって薄い。現役世代の掛け金が老人世代へ払いだされている、しかも税金から回っているお金もある。「大切な年金掛け金を守っていますね、ありがとう」という気持ちはあるものの人々の関心が損益見て終わってしまうのも、その先とのつながりが今一つ直接的でないからかな、と思いました。

GPIFに関心を持って、時には監視して貰うため、年金のオプションとしていつでも気軽に投資に参加できるし繰上償還の怖れがないファンド。寄生しているから諸経費も少なく抑えられそう。
GPIFの運営経費は0.02%だとか。低コストですねー。
運用会社に支払っている手数料が高いのではないですか。また、その他の事業経費の削減については、どのように努めていますか。|年金積立金管理運用独立行政法人