かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

自転車の購入

下の子が自転車欲しいと言い出しました。
22インチの上の子のおさがりがあるのですが、ぼろいからもう嫌だと。8年物だし変速ギヤが錆びているのは私の自転車と一緒だけどサドルに細かい裂け目がいっぱい入っている。

まあしょうがないか、ということで量販店に配偶者が下の子を連れて偵察にいったところ、サドルを目いっぱい下げてもつま先ツンツン。これじゃあ危ないということで、別の店で足がしっかりつくモデルを探してもらうことにしました。

自宅から1kmほど行った所にある全国チェーンのA。
ここでいいやつがあった、ということで配偶者と下の子で買って帰って来た。なぜかサドルを別に買っている。標準でついているやつだと足がつま先しかつかないからだと。余計な出費だわーと思いましたが、足裏べったりつくようになったのでまあいいでしょう。

配偶者が言うには「買ってから一週間以内だったら550円で古いヤツ引き取るって」ということだったので、急遽古自転車を持っていく事にしました。

暑くて堪りませんが、今日はちょうど日曜日。これを逃すと配偶者は出勤しちゃって平日は夜しか時間がない。自転車屋が開いている時間に帰宅できる保証もない。粗大ゴミだと800円だし予約してから二週間後の引取だ。だったらさっさといっちゃえ。

問題は古い自転車のカギがなくなってしまって、後輪がロックされていること。

実は買い替えたいという話が出た段階で古い自転車をどうすべきか、調べておいたのです。

一つ目は、防犯登録を解除するかどうか。
近所の自転車修理専門店に聞いたら「私の意見では必要ないと思いますよ」と言われ、これまた近所の昔からある自転車販売店に聞いたら「清掃局に引き取ってもらうんでしょ、そりゃ660円貰って抹消手続きできるけど、するヤツいないよ」と言われ、ネットだと“解除しないととんでもないことになるよ”みたいな記事と真反対です。
うーんとうなって考えて、公的機関に処理をお願いして変なことになるわけないだろ、と結論。

二つ目は、鍵が見つからないこと。
下の子が「カギがどっかいっちゃった」というので、家探ししたのですが見つからない。予備のカギらしきものも見当たらない。さあ困った。
もしかして新しい自転車を手に入れるための陰謀か、という疑いも湧きおこったが、それは打ち消しておくとして、どうしたものか。
粗大ごみなら鍵がなくても大丈夫だろう。むしろ鍵付きで引取日に道路に出してあったら、悪い奴が乗っていってしまうかもしれないね。
三つ目は、捨てる方法。
ネットで調べて粗大ごみに出せることがすぐに分かったので、新しい自転車を買ったらネットで予約を入れて、800円分有料シールを貼って予定日に自宅前に出そう。
以上、心の準備は出来ていました。

さて後輪が回らない自転車を1km先の自転車屋さんにどうやって持って行こうか。
配偶者がハンドルを持って、私が後輪を持ち上げる。
私が自転車を担ぐ。試しに担いでみましたが、先日パンクした24インチと違ってそこまで重くないです。持てないことはない。
でも、どっちもやだ。暑い。

物置をあさった所、折り畳み台車があった。台車を起こして、後輪を載せ、斜めスタンドを立てて、軽く抑えつつ進めばいけそう。
配偶者と二人、ハンドルを持つ人と、台車を押しながら後輪を軽く押さえつける人にわかれて交代しながら自転車販売店へ。1kmえっちらおっちら。
台車はアスファルトのすべすべしたところは静かですが、道路をほじった後埋め返したザラザラの所では「ガラガラガラガラ」うるさい。

なんとか到着。販売店Aでは自転車の説明もしてくれたし接客もよかったそうで、引取も新しい自転車のレシートを見せて「そこに置いておいていいですよ」ということで引取り料を払い、レシートを貰ってあっという間に完了しました。

粗大ごみ予約だと2週間以上先になっちゃうから、いっぺんに懸案事項か片付いてよかったなあ、と台車を畳んで手にぶら下げて「台車、重いなあ」と思いながら帰途につきました。
これにて一件落着。と思ったんですよ。でもそうは問屋が卸さなかった。以下次号。