かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

しゃぶしゃぶのつけダレが薄まるのがいや

しゃぶしゃぶのつけダレ。キノコの山とタケノコの里論争ではありませんが、ごまだれ派とポン酢派がいるかもしれません。私はゴマダレとポン酢を半々入れて楽しむ派です。生協のしゃぶしゃぶ肉についてきたタレがおいしくて、どうにか自宅で真似できないか考えていた所、めんつゆで代用できることに気づきまして、ポン酢にめんつゆを足して楽しんでおります。
しゃぶしゃぶで一番気になるのが、鍋からさっと煮えた肉や野菜の水切りをしてもタレに付けて食べているうちに、具材に付着した水で段々タレが薄まってきます。これがいや。
対策をいくつか考えてみました。

1.薄まったタレを空ける容器を食卓に用意する
居酒屋で鍋をやるときも、あくとりを入れる容器を用意しますから、あくが浮いていて今一つ見栄えが悪いですがこれが一案かなと。
ただしこれでは貴重な?タレをどんどん消費してしまうのは一緒です。

2.薄まったタレをしゃぶしゃぶ鍋に戻す
別容器を用意しなくていいのがポイント。しゃぶしゃぶ鍋にタレが広がって味付けの足しにもなる。最大の欠点は、個人のタレが共同調理場であるしゃぶしゃぶ鍋に戻ってまざるという、衛生観念的、気持ち的に許せないところ。自宅の一人しゃぶしゃぶならやっちゃいますけど。

3.取り鉢に網を入れ、具材が薄まったタレに漬からないようにする
トンカツ屋で皿の上に網を載せてその上にトンカツを置くみたいに、取り鉢の網を入れて取った具材の上からタレを回しかけて薄まったタレは網の下に落ちるようにする。
これもタレの無駄遣いがあるのと、ある程度タレがたまってくるとやはり捨てなければ具材が漬かりだしてしまいますね。

4.しゃぶしゃぶ鍋の縁から風が上方に出るようにする
ちょっと装置を作る必要が出てきて現実的ではない。鍋から具材を引き上げ、鍋の縁にかざしたら上方へ吹く風で水分を飛ばしてくれるというしくみ。熱い水分が自分に跳ね飛ばされてくる危険があります。

5.筒形のしゃぶしゃぶ鍋の筒に具材で触る
しゃぶしゃぶ鍋の中央につきだした筒に触れて水分を少し蒸発させてから取り鉢に移動したらどうでしょうか。しゃぶしゃぶ鍋の筒はそのためにあるのではありませんけど。焦げてくっついたら危ないですね。

6.しゃぶしゃぶの調理形態を見直す
しゃぶしゃぶって熱いお湯の力で具材を加熱し、余計な肉の脂分を落とす、という2つの目的があると思うので、お湯に漬けずに目的を達成できればいいはずだ。とすると蒸し鍋を用意して、野菜は火が通りにくいから蓋をしてあらかじめ蒸しておく。野菜が柔らかくなったところで蓋を取って、肉を蒸して色が変わったら野菜と一緒に取り鉢に入れる。
どうですか。これなら「最初からお湯に浸かっていない」ので余計な水分はほとんど除外された状態で取り鉢に入るのではないでしょうか。
野菜は弁当作りでキャベツやレタスを蒸し器に敷いて冷食の焼売を蒸したりしていますし、人参も輪切りにして蒸すと炒めた時とは異なり甘味が十分でることはわかっているので実績は十分。
残るは、しゃぶしゃぶ肉がうまく蒸せるのか、脂が十分落ちるのかどうかわかりませんから、こちらを実験してみる必要があります。

ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。

一見しゃぶしゃぶの話題のように見えますが、違います。
何か気に入らない、うまくいかない点があり、その原因をつきつめて対策を練る時、手順を遡って見てみると思うのですが、今回、”そもそもしゃぶしゃぶの調理法とは?”という、遡ることを思ってもみなかった川上まで遡って考えると新たな地平が見えてくるよ、という一例としてお話申し上げました。

でも、つけタレが薄まるのは、嫌なんだよなぁ。