かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

無精者の自炊 しゃぶしゃぶ

日が出ている間は暖かいですが、朝晩は寒さを感じる季節になりましたね。
そろそろ鍋物がぴったり。今回は簡単な鍋物ということで、豚のしゃぶしゃぶをお薦めします。

使う鍋はなんでもよいですが、ガス台などで加熱して出来上がったら、鍋敷きを持ってきてテーブルに置いて食べるので、浅めの鍋がよいでしょう。
鍋に水を入れ、できれば5cm角位の大きさの出し昆布を1枚ひらりと入れ、強火にかけます。

ポイント1:野菜は煮えにくい物、煮込んでよいものは最初に投入
人参、玉葱、大根など煮えにくい物は薄切り又はピーラーで削って最初から入れます。キノコや長葱など煮込んでもよいと思えるものも最初から入れましょう。

ポイント2:葉物野菜と肉は弱火にしてから
強火で煮込んでいるとアクが浮いてきます。無視してほっといてもいいです。大きいスプーンやお玉、アク掬いで捨てるとさらにすっきりした味になります。硬い野菜が煮えたら、弱火にして葉物野菜を入れます。葉物がふやけてきたころ、肉を入れ、ほぐして一枚ずつ広げます。豚は極薄切り、薄切り、焼肉用、小間切れ、何でもよいです。トレーから出す時に1枚ずつ剥がれなかったら、鍋の中の湯でほぐしましょう。ほぐれて肉の色が薄茶色に変わり赤い所がなくなった所で火を止めます。肉に火を入れ過ぎないと柔らかくておいしい。でも中まで火を通さないといけないですね。

ポイント3:たれがなかったらめんつゆを薄める
ゴマだれ、ポン酢、醤油に柚子を絞ってでもいいですが、めんつゆを希釈してつけだれにしてもおいしいです。調味料を増やし過ぎると使い切る前に忘れ去られたりしますが、めんつゆは広範囲に使えますので常備をお薦めします。

使う野菜は何でもいいです。人参、玉葱、長葱、小松菜、ほうれん草、春菊、水菜、レタス、せり、みつば、大根、蕪、白菜、隠元、その他何でも。ただしキャベツだけはお薦めしません。ブイヨンなしで煮ると独特の臭いにおいが出ます。
また、エリンギ、まいたけ、椎茸、ぶなしめじ、えのき、などキノコを入れると季節感が出るだけでなく、味に深みが加わります。

私はレタスを生で食べると苦いので好きではないのですが、鍋に入れてへなへなになったものを肉と一緒に食べるのは好きです。野菜の苦味が、肉の脂肪分と旨味、たれによってコーティングされる感覚があります。
特に葉物類は、サラダで大量に消費するのが難しいところ、煮てしまえばぐっとかさが減って大量に食べることができるので、栄養学的にお薦めですね。
切って煮るだけ、自炊の入門としてもお勧めいたします。