かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

ごみ拾い

自宅前の道路に、たばこの吸い殻やプラスチックごみが捨てられていたら、気づき次第捕獲しています。
たばこの吸い殻は踏まれると残ったたばこの刻み葉がまき散らされるし、スチロールの吸い口がつぶれたりプラスチックごみが割れて下水に流れて行ったりすると、いずれは海洋でマイクロプラスチックとして漂うことになるでしょう。それは嫌なので微力ながら回収して燃やすごみへ出しています。
家の前の道路がきれいだと単純に気持ちがよい、というのが一番の理由ですけれど。

割れ窓理論と言うのがあって、ニューヨーク市ですか、建物のガラスが割れているのを放置すると、そのうち建物のガラスがどんどん割られて町全体が荒廃する。
ごみもそのまま放置しておくと、どんどん増えていき、最後には犯罪が増え治安が悪くなる。

この理論が当てはまる状況と当てはまらない状況があると思っています。

まず建物のガラスが割られているのを放置すると、というのは、管理する人がいないってことですよ。これ限界集落なんかそれ。だったらガラスがどんどん割られて荒廃していくのじゃなくて、そもそも管理できていなければ建物は荒廃する。

窓が割られるってことは、人の目に付きにくい場所だ、という地政学的要因もある。建物がきちんとしている→誰か中にいるかもしれない→だったらガラスを割るのは止めよう、という思考過程を悪い奴が辿るとすれば、割れ窓理論は成り立ちますね。

ごみを捨ててある場所は、他の人もやっているからという理由で、抑止力が下がって捨てられがち。
でも犯罪は増えるのか?窃盗や侵入盗といった段階に登っていく人を増やすのか?

自宅前の道路からごみを取り除いても、毎日又は隔日といった頻度でごみは捨てられています。ごみ捨てレベルの軽犯罪では、割れ窓理論は無力だ。
たばこって火を点けるタイプだと吸って燃えると灰になりますよね。空気中を吹き飛んで人の目には見えないもの扱いになる。それと同じ感覚でいるから吸い殻もポイっとやっちゃうのかも。

週に二回、水曜日と土曜日は燃やすごみの回収日なので、この日は家の前だけでなく、表通りへ通じる道路のごみも拾います。ごみの種類は大体同じで、たばこの吸い殻、千切れたプラスチックごみの破片といった細かいもの。
ところがついでにと思って通りへ出ると、様相が一変します。もちろんたばこの吸い殻やプラスチックの破片もあるけど、ラテのストロー突っ込んだ容器とかガラス瓶、空き缶など大型のごみが増える。先日は業者が街路樹のいちょうの枝切をしていて、植え込みの枠で囲った部分に葉っぱが結構残っていた。そこをかき分けると普段より大分捨てられているごみが多い。
葉っぱに隠されると思って捨てる人が多いようですね。
お店の人が目の前の植え込みの落ち葉を毎日掃除していたり、店によっては木の根元に薄いブロックを被せたりしていて、そういった所にはごみは捨てられていな、いやまあ、あまり捨てられていませんね。
やっぱり人目につかない部分にごみは捨てられがちです。
大きいごみはとても拾いきれないので、もう少し大きいごみ袋とごみばさみを持って出動する覚悟がいります。

ごみをはさんで袋に入れる時、手でも袋の縁でも触りたくないので、ごみを入れる袋に輪っかを被せたい。キルティングフープを買おうと思ったのですが、直径30cmとか大きいのしかない。スーパーで貰う生鮮食品を入れる袋の横幅が26cmだから26cm*2÷円周率=16cm。直径16cm以下じゃないと止められない。
空き缶だと思ったら中身が入っていた、ということもあるから、薄い袋じゃ対応しきれないし、中身を空けたらあけたで燃やすゴミじゃなくて分別回収に回さないと。
細かいヤツ以外は面倒みきれません。