かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

鶏手羽元の煮込み

昨日2023.12.7は第九の本番。集合時間は14時から15時の間ですが初めて行く場所なので少し早めに家を出る。
試験期間中なので早めに戻ってくる上の子のお昼と、家族全員の夕食を用意しておかねばならない。
そう思って鶏の手羽元と玉葱じゃがいもを珍しく定価で買ってきました。
単に適当な値引き品が見当たらなかったせいですが。
最初はカレーにしようかと思ったのですが、味付けできた所で「すごくうまい」ものが出来たため予定を変更しました。名付けて鶏手羽元のトマトスープ煮込み。
解説します。
手羽元は弱火で焼いて焦げ目をつける。
大鍋に水を張り、塩を振り入れてから手羽元を投入し強火にかける。
あくがどんどん出てくるのですくう。
合間を縫って手羽元を炒めたフライパンで玉葱角切りを弱火で炒める。
ひととおりアクがとれたら、皮を剥いて2cm程度に角切りした人参とじゃがいもを投入する。今回ジャガイモはメイクイーンを使用しました。煮崩れないので細かくしました。
ついでに余っていた長ねぎの青い部分、固い所もまるごと投入する。臭み取りですね。
再びアクが少し浮いてくるのですくう。
弱火にして蓋をせず2時間煮込む。
トマトジュース一缶、塩コショウ、日本酒少々、紹興酒微量、みりん、砂糖、醤油、ローリエ一枚の半分を投入。さらに30分煮込む。
そこからカレールウを入れようかと思って味見したら、しっかり出来上がっていた。しかもうまい。というわけでここで唐突に完成としました。
・材料が煮えるまでは、味を引き出す塩以外の調味料は使わない。
・材料が煮えてからは出来るだけ多くの調味料香料をすこしずつ使うと複雑な味になるから面白い。
みためミネストローネ風です。

鍋は我が家最大の内径24cm×深さ11cm。
翌朝。これしか残っていない。

二時間煮ると手羽元の軟骨が難なく食べられるようになる。鍋の底でしっかり水に浸かっている部分はぷるぷるになっている部分もありました。結果的に手羽元の大きな骨以外すべて食べられるようになるし、骨から出汁が染み出してとてもよい。
じゃがいもが蕩けなかったのでスープにねばりがでなかった。そうすると放っておいても焦げないですね。
手羽元はもちろん手羽先でもよいです。手羽先だと食べやすさと煮えやすさを考えて関節で切っておくとよいです。関節に包丁を入れるちょっとしたコツを掴めば普通の包丁で簡単に切り離しできます。
手羽元や手羽先は単価も安いし節約料理としてお薦め。
あっさり味ゆえ、一人3,4本は簡単に食べちゃいますから、多めに買うのが吉。今回一パック890gのものを使いましたが、家族4人ではあっさり一回の食事でなくなってしまいます。家族も「おいしい。どうやって作ったの」と帰ってきたら質問攻めでした。
沢山の種類の調味料を少しずつ入れるのがポイント。とはいえ日本酒などはどぼっと入っちゃった。煮えて蒸発しちゃうからちょっとくらい手加減間違えても問題なし。