かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

三菱UFJアセットマネジメント ブロガーミーティングへリアル参加してきました

昨日2024.6.12、ブロガーミーティングへリアル参加してきました。

リアル参加

ネットで200名、リアルで15名抽選だったのでリアルを希望したところ、6月3日18:34に当選した旨連絡がきました。
併せて当日参加の段取りが書いてありまして、
18時30分から開始時間(19:00)までの間に本社
東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング 20階
の受付に来ること。持ち物はなし。
軽食が出るので、開始時間ギリギリでない方が良いでしょう。
私はJR新橋駅から歩いて行くのですが、都営浅草線のりばからつながる地下通路、または、ゆりかもめののりばへ上がって、ペデストリアンデッキから行く方法があります。
7、8分は歩くので余裕を持って行動しましょう。
お題に沿ってお話しします。メモは取っていないので記憶違いはご容赦ください。

「eMAXIS NASDAQ100インデックス」信託報酬率の引き下げ

明日2024.6.13から年率0.440%から0.2035%に信託報酬率を引き下げる。
引き下げるにあたって3つの選択肢を考えた。
1.NASDAQ100指数を使わない商品とする
2.新たにeMAXISSlimシリーズを作る
3.今ある商品の信託報酬率を引き下げる
何も高い指数使用料を払わずとも、同じような株式構成の投信を作ればいいんじゃないか、と考えたがNASDQというブランドで買ってくれる人もいるだろう。
Slimシリーズにすると、シリーズの特徴として運用会社と販売会社の取り分を50:50にしてきたが、Slimは信託報酬率が低いので、運用会社が負担せざるを得ない事後的費用が発生した場合に信託報酬から賄うことが難しい。
そこでスリムシリーズではない、今あるeMAXISの信託報酬率を引き下げる、ただし、委託会社(=運用会社)取り分は0.1125%税抜、販売会社0.0525%税抜(2,500億円未満の部分)と運用会社の取り分を厚めにした。
この条件を販売会社がよく飲んだなー、と思いましたが、私の推測では、投信の販売チャンネルは二極化しているせいなのかと思います。eMAXISシリーズのラインナップを充実させることを優先とするネット系チャンネル、そもそも投信をあまり売る気がない銀行系チャンネルに分かれてきているのかと。
従来銀行は政策金利マイナスを影響で預金が負担だ、じゃあ投信の手数料で稼ごう、というビジネスモデルだったのが、金利がプラスになってきたら再び預金獲得商売に戻ってきたのかも知れません。最も集めたお金を貸し出しするより債券や株式を買ってんじゃねーの疑惑は残りますけど。
そして信託報酬率がここまで下がると印刷・郵送費もバカにならないという話。100万円買ってもらっても、販売会社と運用会社の取り分はそれぞれ200円程度。年2回の運用報告書を定型封筒に入るように変形印刷するのにお金がかかるし、郵送するのに一回94円だったのが今秋には110円になるともうそれだけで赤字ですよ。と哀愁滲むお話し。完全ウェブ閲覧への移行を強力に押し進める方向ですよね。

意外と知られていない?債券インデックスファンドの特徴と裏側

株式と債券のファンドマネージャー登場。
債券はやたら種類が多い。残存期間5年でも、新発債5年もの、10年もの5年経過、15年もの10年経過と沢山ある。
株式は東証が閉まる15:00の終値で基準価額を算定するが、債券は相対取引なので市場価額がない。代わりに15:00近くの売買価格で基準価額を算出する。それを待って売り買いしているとトラッキングエラーが起こるので、販売会社から大口については随時、小口は少し前の時間帯で注文を教えてもらい、予定で売買していく。
国債には格付けがあり、BBB以上などが投資適格と言われるが、指数が採用する国債はA以上。
債券だけじゃなくて株式指数でもよく出てくる、FTSEをフッツィー、ACWIをアクウィーと読むのね。知らなかった。

弊社HP FAQサービス機能拡充のご紹介

AIを入れて、検索語ドンピシャでなくても、関連性のあると思われる項目を表示するようにした。
ミーティング後の意見交換会で聞いたのですが、問い合わせが増えているとのこと。メールか電話かでいうと圧倒的に電話が多い。質問内容はweb上の操作方法などの初歩的なものから、投信の内容の深いところまでレベルがバラバラなので、現体制でお待たせすることのないように定型的な質問はウェブになるべく誘導する方針。

Q&A

株式投資を長期に行う秘訣を教えてください、という質問を、いきなり代田常務に振る。
資本主義社会は、経済成長を信じること。途中株価の暴騰暴落はあるけれども、会社が成長することによって株価も長期的に上がっていく。それを信じていられるかどうかにかかっているという基本かつ根本の説明がありました。
経済成長を上回る株価?みたいなこともおっしゃっていたような。
eMAXIS NASDAQ100がNISAのつみたて枠適格になるか、という質問には、指数は対象となっているので、あとは設定来5年経過してどうなるか、という答え。

意見交換会

予定より10分程度押して終了し、広々したラウンジへ移動して意見交換会です。
今回定員15名でしたが、多分急用その他で来られなくなった方が2名いて、参加13名。コミュ障ですが、少しばかり積極的にいき、参加者だけでなく、社員の方ともお話しできました。
ミーティング中に代田常務が「インデックスファンドを買っている方にアンケートを取ったらそのうち70%が銘柄数を増やしたがっていた」とご紹介していましたが、そうか、インデックファンドが投資層の土台、裾野に当たるとすると、それに満足できない層がアクティブファンドを買いに行くのだろうか、私は個別株に走っちゃうけどなあ、なんて思いました。GPIFにしても金融機関にしてもインデックス型ばかり買うようになって、じゃあもし市場の買い手がインデックスファンドだけになったらどうなる?会社の選別がなくなって退場すべき会社が退場しなくなる世界。いやいや、そこで必ず抜け駆けしようとする者が出てくるから、指数利用者だけの市場になるなんてことはあり得ないでしょう。
なーんて、色々考えさせられて、大いに刺激を受けました。
21時ちょっと過ぎにお開き。最初の待機部屋で軽食をいただく時にもカスタマーセンターの上司の方がわざわざ場持ちにおいでいただくなど、細やかなお心遣いありがとうございました。
そういえば社内結婚が多いって話題も出てたなー。投信に限らずこんなこと聞いてみたい、言ってみたいと思ったら是非リアル参加で。

今日の軽食とノベルティ
開始前の代田常務。変なタイミングでシャッターを押してしまいました