かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

面倒くさいを克服する私なりの方法

元日の記事↓の続きです。
otosak.hatenablog.com
さほどの特効薬ではないのでがっかりするかもしれませんが、少しでもヒントになればと思いまして。
3つ。

1.やらなければならない作業を思い出して「めんどうくさなあ」と思う一瞬前に手を動かし始める。

あーあれやらなくちゃ、と思ってまず、最終的に片付けるべき目標を思い描いて、作業手順を思い描いていると、並行して「あー面倒だなあ」という感情が具体的な手順と並行して沸き起こってきます。ということは、あれこれ思い描く前に手を動かし始めるのですね。感情が起きるより前に仕掛かってしまう。作業にかかってしまえば、作業そのものと次の手順へ脳が働くので「面倒くさい」という感情が湧きおこらない。湧きおこる前に塞いでいるといいますか。
言葉の分かるようになった幼児が泣いている時に質問を投げかけると、泣くのを止めて質問に応えるため考え始めて返事をする、というのと似ています。でも幼児は質問に答え終わると、原因が解消してくれないかぎり、また泣き始めるようです。

2.作業の習慣化。毎日やれることは毎日やるようにすると感情のハードルがさがる。

面倒だと思うことって、ほっておいたがために作業量が積み上がっていたり、しばらくやっていなくて道具の場所や手順が無意識に出てこない状態に変わっていたりするので、想像しただけで面倒くさくなりがちです。とすると毎日少しずつ、最初は多少面倒だと思っていても、やってみたら大したことなかったという成功体験が積み上がって「それほど面倒ではないな」という感覚が無意識界に蓄積されてくる。それが進むと逆に「今日はまだこれをやっていない、気持ち悪い」という逆転感情が起きてくることもあります。

3.作業の細分化。

手順が沢山有ったり作業道具を探したりするための予備作業が思い起こされるから余計面倒に感じるので、2.と関連しますが、ここまでやったら残りは次の日でも、又は少し休んだ後でもいいよね、取り掛かれるよね、という区切りのいい単位で大きな作業を細分化してみる。

4.具体例とまとめ

飲み終わったコーヒー茶碗を台所の流しに持って行くとき、テーブルに放置してあった子供が使ったコップを一緒に持って行き、スポンジに洗剤を含ませて洗う。
又は台所の流しをふと見ると、洗っていない皿と茶碗が少しばかり置いてあった。見た途端考える前にスポンジに洗剤を含ませる。
こんな感じです。
普段やっていることだから、段取りを考える必要がなく、やらなくちゃと思う前に、スポンジに洗剤を含ませてしまえば、否応なく作業に入ってしまうはず。洗い物の数は少ないので入った作業が終了するのも早い。これが意識に上る前に手をつけてしまい、気づいた時にやることで結果的に作業が細分化され、そうするとそれぞれ仕掛かった作業も短時間で終了する。
慣れない作業や未経験の作業、一連の内容が大掛かりであれば、気持ちの面、動作の面で難しいこともあると思いますが、何でも最初は未経験で面倒くさかったことを思い出せば勇気をもって始めて次第に細かく消化できるようになっていくと思います。またさっと取り掛かる経験を増やすと未経験作業も取り掛かりへの心理的ハードルは確実にさがる。
ご参考までに。