かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

市販のルーを使わないでクリームシチューを作る

いつもは生活クラブ生協のホワイトシチュールウを使うのですが、今回は牛乳、バター、小麦粉でとろみをつけてみました。ルウも安くないので、合わせ素材で出来れば節約になります。
牛乳は具材が煮えたら入れるだけ。バターと小麦粉は30gずつ小鉢に入れてラップをして30秒レンジで加熱、取り出してぐるぐるかき混ぜてから鍋に投入と簡単です。

出来上がりの見た目は悪くない。
しかし、味は塩コショウとブイヨンだけのせいか、なんだかぼんやりしている。
これはやはり具材を煮る時にブーケガルニを投入せねばいけないかも。でもそうするとスパイス沼にはまってしまい、断捨離が遠のく。
色が白いから、クッキングパパのカレーのように、インスタントコーヒーの粉やウスターソースを入れるといった複雑味をつける素材が使えない。
悩ましいけど改善策を思いつかず、次回まで宿題。

そしておまけです。
今度は逆に、いつもは合わせ調味料で作る所、麻婆豆腐の素を使ってみた。

味は濃いだろうとの予想の元、長葱を小口切りにしてあらかじめ炒めておき、そこに包材の説明通り、具材入りのたれと豆腐を入れて加熱する。

出来上がりの見た目は悪くない。
でもやっぱり、味が濃すぎますね。もっと野菜足してもいいけど、塩味は加減できてもアミノ酸は加減できない。お皿に着いた残りが冷えて、洗う段になると、カレーなべを洗うイヤさが蘇る。あの昭和の一軒家の裏庭、便所の隣の日陰に生えている韮のかほり。長い比喩。

原材料はこんなかんじなので、マーラージャンとトウチを追加すれば近づけるかもしれないです。
スパイス沼に片足を突っ込んでいるかほりがしますが。

昔東急セルリアンタワーの地下宴会場で、おかあさんコーラス全国大会の打ち上げにスタッフで出た時、宴会終了後に、残っていた料理をいただいたのだけど、その時陳健一の麻婆豆腐があった。
20年以上前で1,000人は入るかという大宴会場に、当時としてもかなり高額な10,000円という会費を払って集った、地区大会を制して全国各地からはるばるやってきたお母さん方。普段は夫や子供の世話に追われているであろうが、今夜は自由だっ私だけの時間を楽しむんだっ、というパワーに圧倒されぱなしでした。壁沿いに沢山の模擬店が出ていて、金田中とか有名どころばかり、そのうちの一つに陳健一さんのお店があったんです。おひらきのあと残念ながらお寿司や金田中は売り切れていたのですが、麻婆豆腐はなぜか余っていてスタッフに少しずつ配給があったのです。

当たり前ですが、今日のやつは似ているけど、やっぱりあの時の感激の味とは似て非なるものですね。
過去が美化されている可能性もありますけどね。