かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

投資原則を作ってみました

岡本和久著 日本経済新聞出版社刊「100歳までの長期投資*コア・サテライト戦略のすすめ*」(初版2007)という本の142-143ページに投資方針書の例、というのが載っています。

こんな感じです------
〇年〇月〇日 投資方針の概要 I.目的 II.投資方針の前提(株と債券の長期期待リターン、夫婦の寿命を記載) III.ポートフォリオ(株と債券の比率をミドルリスクミドルリターンM型とローリスクローリターンL型の2つ、期待リターン、実質期待リターン、リスク、3分の2の確率で起こるリターンの範囲、適用年代はM型65-75、L型75-100歳)、 IV.投資額及び目標資産額(60歳の保有資産額〇万円、80~90歳で90%以上、100歳時点で70%以上を大丈夫確率と記載) V.リスク資産の8割をコア、2割をサテライトに VI.銘柄選択 VII.モニタリング VIII.売却方針 IX.投資方針の変更

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詳しくは同書を参照願いますが、投資出発にあたって、長期投資の方針を文書にまとめると、どの程度の資産増加を期待しているのか、リスクはどの程度とるのか、など自身の投資行動の指針としてとても重要な部分を、データを参照してから言語化できるので、とても意味のある行為だと思いまして、ここで紹介させていただきました。
長期投資の自分憲法ですね。
もちろん、私はやっていませんでした。ダメじゃん。

そこで私も、もっと大雑把な、自分なりの投資方針を言語化しようと思います。ただし、大雑把ゆえ、岡本さんから示していただいたような項目にならないのはご容赦してください。数字調べるの面倒くさいです。

I. 目的 老後生活終了までを経済的に支えるため投資を行う。余裕資産による趣味であると当時に安全資産が安全でない(主としてインフレと対外国通貨での円の極端な価値下落)ことへの保険でもある。また、子供達が成人した時にスムースに投資という選択肢を取れるよう原資を提供し、随時投資に対する理解を促す。
II. 期待値 株式年5%成長を想定する。
III. 投資額 2021年4月1日現在 投資資産〇〇万円(参考 安全資産〇〇万円)
IV. 投資配分 生活防衛資金を含む安全資産50% 投資資産50%
V. ボラティリティ 過去のTOPIXを参照 95%の確率で-50%~+50%
VI. 銘柄選択 全世界株式・先進国株式インデックス投信をコア、株主優待狙いの個別銘柄をサテライトとする、コア=サテライト戦略
VII. 売却方針 インデックス型投信はノーセルリバランスを実施し難い状況にない限り原則売却しない。ただし、信託報酬が著しく低い投信に乗り換えることが将来に渡ってよいと判断した場合は売却して乗り換える。個別株式は、時価が取得費を著しく下回った場合であっても、年配当/取得費 が銀行普通預金利率を下回らない限り原則として売却しない。
VIII. 出口戦略 年間生活費を年金手取額で賄えないと見込まれる場合、その差額推計額を月額で取り崩す。

こんな感じでしょうか。ボラティリティについては、いずれ考察してみたいと思います。