かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

ブスの語源

これを知ったのは、大澤 良州著「トリカブト「本庄保険金殺人事件」元捜査一課刑事の回想」宝島社を読んでなんですが、トリカブトの毒が回ると、ものすごく苦しくて顔は黒くなり、ものすごい形相になるそうです。もう誰だったかわからないくらい。
塊根を乾燥させたものは漢方薬や毒として用いられ、烏頭(うず)または附子、生薬名は「ぶし」、毒に使うときは「ぶす」と称される。ここから、容姿の悪口に転用されたとのこと。

これ魔法の単語になっていますよね。言われると一瞬で止まってしまう。反撃が難しい。うーん、よくない。
ということで、これに対抗するため、男性に向けた同レベルの悪口単語はないものか。できれば2音節がよろしいです。
いまのところ“ブサ”か“ブサメン”くらいですか。

そういえば、書名を忘れてしまったんですが、17世紀か18世紀の西欧におけるコレラの蔓延で、美しい上流のご婦人の顔が、死んだ時は、まるで別人、輪郭もまるで変ってしまい、おばけのような、そう般若のような顔に変わっている。この2つの顔を並べた当時のデッサンが載っていました。もしかすると般若様は、毒や病気で死んだ人の死に顔を模したのかもしれませんね。