2回に分けてリバランスした場合、しなかった場合のシミュレーションをしました。
リバランスの必要性は、リスクを取りすぎていないかチェックして、当初想定していたリスク割合に戻すため、と説明されることが多いです。
株式１００：安全資産１００でスタートして、例えば一年後、すべての資産を時価評価したら株式１５０：安全資産１００になっていたら、株式６０：安全資産４０の割合になっているから、リスク取りすぎなので、株式を２５売却して株式１２５：安全資産１２５、これで当初想定と同じ株式１００：安全資産１００にできた、というようなやり方です。
私としては、リスク資産へ覚悟を持って時間を分散して投資しているし、とにかく売らない投資原則で長期保有と決めているので、リスクの取りすぎを引き戻す、といわれてもどうもピンときませんでした。
私なりにリバランスの意義を考えてみますと、
リスク資産、例えば株式の時価が大きくなる時は、株式市場が人気を博して資金が流入している。ということは、株式市場自体が過大評価されている可能性が高い。とすれば、それを意識せずともリバランスしておけば、いずれ株式市場の人気がなくなって資金流出が起きて、全体的に価格が暴落しても痛みは和らげられる。しかもリバランスで増加した資産をそこで株式に資金投入できる余裕もある。
というところです。
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