かけこみリタイヤ―のダイヤリー

陰キャで隠居!58歳10か月でアーリー?リタイヤしました。

節約術としての丸鶏のさばき方

丸鶏30%引きだったので買ってきました。

これで税込み500円。ほぼ1kgありますから100g当たり50円です。

まず足と手羽をつるし気味にひっぱって、包丁を入れ、軟骨で繋がっている場所で切り離します。
次に手羽先、手羽中、手羽元を関節に切り込んで分けます。硬くて分けられない時は、意外な場所が関節なので包丁で少しさぐるとよいです。
胴体に包丁を縦に入れ、骨沿いに肉をひっぱりながら包丁で切り込んで、少しずつ回して胸肉を切り出します。
胴体の骨は出来れば半分に割ります。少し力が要りますが普通の三徳包丁で割れます。
モモ肉は骨から肉をこそげるようにしながら骨をまわして肉と分けます。
手羽中と手羽元も骨にそって包丁で切れ目を入れ、そこから包丁を持たない方の手で肉をひっぱりながら回し切りして、骨と肉を分けます。

素人仕事なので、骨に結構な量の肉が残ってしまいますが気にしない。
手羽先、手羽中骨、手羽元骨、腿骨、胴体骨を鍋に入れ、丁度ひたる程度の水を入れ、塩少々を振り入れ、強火にかけます。

アクが湧いてきますのですくって捨て、大体でなくなったら弱火にして野菜を投入します。
煮えにくい物、煮とろけてよいものを先に投入します。
私の場合、蓮根、人参、玉葱を水に浸かるように先に入れ、じゃがいもは骨の上に乗っかた状態にします。
これで蓋をして弱火で60分煮ると、じゃがいもが蒸かした状態で骨の出汁も染みてくるので水っぽくならなくて良いです。

胸肉は5cm角に切って、唐揚げ粉をまぶして冷蔵庫へ。もちろん、蒸し鶏、チキンカツ、何でも良いです。今回はたまたま唐揚げ粉が残っていたので別の日に唐揚げにする予定です。

残った肉は、塩コショウして、焼いてオイスターソースをかけたりします。
骨スープにトマト缶やルウを入れてシチューにして、焼いた肉を入れてもよいです。
いかがでしょうか。さばく面倒はありますが、単価が安いのと、骨の出汁を存分に味わえるのでお薦めです。肉も時間差で鍋に入れて煮てしまってもよいです。
独りや二人世帯だと量が多いのが難点ですが、煮返して肉を入れていけば、味付けはさっぱりしているのですぐに消費出来ると思います。
クリスマスの丸鶏も骨と肉を分離すれば、オーブンで時間をかける必要もないし、脂ぎった骨を捨てるイヤさもありません。かぶりついて口の周りが汚れる心配もありません。